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第17期服部奨学生(愛知県立大学 情報科学研究科 メディア情報専攻) 楓 紘希さんが、2025年度日本知能情報ファジィ学会論文賞を受賞し、表彰式が2025年09月に熊本で開催された第41回ファジィシステム シンポジウム(主催:日本知能情報ファジィ学会)にて行われました。
本日、服部財団を訪れ、瀬田理事長に今回の受賞や人の学習を支援するロボットに関する研究内容について報告しました。

楓 紘希です。
私は愛知県立大学に所属し、ロボットによる学習支援の実現を目指して研究を進めています。
2025年04月から第17期服部奨学生として採用していただきました。
服部財団からは、月額12万円の給付型奨学金に加え、奨学生同士の交流イベントや事務局の皆さんとお話しする機会をご提供いただいており、単なる金銭的支援にとどまらず、多様な分野で活躍される方々から刺激を受けられる環境にあると感じています。
特に、これらの機会は自分の研究を異分野の視点から見直す契機となり、新たな気づきを得る絶好のチャンスとなっています。
さらに、留学生をはじめ、異なる文化的背景を持つ奨学生も在籍しており、自身の価値観を広げるうえでも貴重な環境であることに、心から感謝しています。
今回の第41回ファジィシステムシンポジウム(2025年09月)表彰式の参加費も服部奨学金により賄うことができました。
このように、光栄な賞を授与くださいました日本知能情報ファジィ学会の皆様、日頃よりご指導くださる愛知県立大学 情報科学部 ジメネス・フェリックス准教授、同大学 教育福祉学部 大貫 守准教授、電気通信大学 大学院情報理工学研究科 宮本友樹助教、そして支えてくれる研究室の学生の皆さんに、心より感謝いたします。素晴らしい先生方と仲間に恵まれ、研究室の一員として「日本の学術活動に貢献している」と胸を張って言える研究成果を上げることができています。
このような環境で研究に専念できるのは、服部財団からの経済的・精神的支援のおかげです。心より御礼申し上げます。
今後も研究活動を通じて、日本の学術・教育の発展に寄与できる大学教員を目指し、一層努力してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
2026年度から楓 紘希さんは、日本学術振興会特別研究員(DC1)の採用が内定しました。
服部財団は、月額12万円の服部奨学金で服部奨学生を支援しています。