服部奨学生の進路を教えてください。
服部財団には、分野、出身、学年、年齢がさまざまな学生が在籍してます。そのため、これまでの修了生の進路もさまざまです。たとえば2024年度修了生の進路の職種・業種は、商社、コンサル、通信、医師、弁護士、放送局、環境、エネルギー、海外博士課程進学、大学院進学、助教、カウンセラーなど多種多様です。服部財団にはいろいろな分野の学生が集うことから得られる交流を期待して多くの学生から応募いただいております。
服部奨学金を受給すると卒業後の進路に制約を受けることはあるのでしょうか?
服部財団が進路を制約することは全くありません。
服部財団は就職活動支援として服部奨学生OBOGの社会人や就職内定者が集まり学生向けに就職に関する相談会を毎年開催していますが、その会の参加は自由で、服部奨学生は自らの意思で進路を決定しています。
「服部奨学金は、指定大学の正規生として在籍している学生を対象としています。」とありますが、指定する学部・学科などはありますか?
募集する大学は指定していますが、その学部・学科などの指定はありません。指定大学にある全ての学部、学科、研究科などが対象です。
服部奨学金受給期間中に、日本学術振興会(JSPS)や科学技術振興機構(JST)、他団体の10万円を超える支援制度などに応募してもよいでしょうか?
はい、服部奨学生が他の手厚い支援を受けられるようになることで服部奨学金の受給を辞退することは、服部財団としても喜ばしいことです。その場合、受給開始日の属する月の前月末日を以て服部奨学生の資格を喪失しますので申し出ください。
服部財団では、学振その他制度への応募に関する勉強会を定期的に開催しております。これらの制度に採択された修了生が参加し、情報交換の場を設けております。
服部奨学金への応募を検討しています。他の民間の団体の奨学金や、大学の支援制度への応募も同時に予定してますが、服部奨学金に応募して選考中に他の支援制度に採択された場合、応募を辞退してもいいでしょうか?
はい、他の支援制度に採択された時点または受給を決めた時点で、応募辞退の連絡をいただければ結構です。
現在、他の団体からの就学支援を受けています。その団体は給付奨学金の併給は8万円までしか認めていません。服部奨学生に採用された場合、服部奨学金の給付月額12万円を8万円に減額してもらえますか?
服部奨学金は2025年4月より給付額を月額10万円から月額12万円に増額することになりました。服部奨学金は月額12万円の給付奨学金と、さまざまな研修と交流の両方を必要とする学生向けに提供するものです。従って、服部奨学生の都合による給付額の減額は承っておりません。応募の際はご注意ください。
指定大学には4月に入学するのですが、応募に必要な推薦書を入学前に書いてもらうのは困難です。どうすればいいですか?
服部奨学金の応募には、2025年4月時点で在学する大学の教職員等によって書かれた推薦書が必要です。それ以外の推薦書では応募を受け付けることはできません。服部奨学金は秋にも奨学生を募集しますので、その機会をご利用ください。
募集要項を拝見し、応募資格に所得の制限がないことを確認しました。
選考において生計維持者の収入や資産等は重要な要因でしょうか?
服部奨学金の経済的支援を必要とするかどうかの判断材料の一つとして、
応募フォームでは、生計維持者の昨年の所得と、応募者本人の昨年の1ヶ月あたりの収支を入力していただきます。
あくまでも判断材料のうちの一つであり、審査は総合的に判断いたします。
選考は、応募資格を満たす応募者に対し、当財団選考規定に従い選考委員会が公平・公正に審査します。
応募を検討している2025年4月から2年生になる大学生です。募集要項には服部奨学金は給付期間が2年間とありますが、その時点では大学4年生です。再度応募すれば継続して給付を受けることはできますか?
給付期間終了後、継続して服部奨学金の給付を希望する学生は再度応募することができます。ただし一学生への給付の上限は6年です。これまで服部奨学生が再度応募し採用した実績はありますが、新規応募学生と再応募学生は同じ基準で選考するので、再応募者が選考で有利になることはありません。したがって、継続して給付を希望する学生が再度応募すれば給付を引き続き受けられるわけではありません。
以前服部奨学金に応募したのですが、残念ながら採用されませんでした。その後もSNS等で服部財団の活動を目にする度に、憧れが増し、今回もう一度応募したくなりました。一度不採用になった学生でも再度応募することはできますか?
はい。募集要項の応募資格を満たしていれば応募を受け付けます。過去に不採用になった学生が再度応募し、選考を通過し採用に至ったことがあります。
募集要項に、「服部国際奨学財団の開催する全ての公式行事及び各種研修行事に積極的に参加し、服部奨学生との交流から知見を広げることを望む者 」とありますが、どのくらいの頻度でどのような行事があるのでしょうか?
服部財団の活動は以下のリンク先をご参照ください。2025年度も同様の行事、研修、研究発表会などを開催します。
・服部国際奨学財団ホームページ News
https://hattori-zaidan.or.jp/news/
・服部国際奨学財団ホームページ パンフレット
https://hattori-zaidan.or.jp/wp01/wp-content/uploads/2025/02/2024年1月発行_服部国際奨学財団パンフレット.pdf
・服部国際奨学財団 Instagram
https://www.instagram.com/hattori_scholarship
・服部国際奨学財団 note
https://note.com/hisf
服部財団の各種行事に大変興味があり、服部奨学金に応募したいと思っています。もし採用採用されたら出来る限り参加したいと考えておりますが、応募の手引きには「全額またはその一部を補助」とありました。交通費はどの程度補助していただけるのでしょうか?
服部財団は、服部奨学生が金銭的理由で服部財団の行事への参加を躊躇せざるを得ない状況を避けるため、行事参加にかかる交通費を補助します。
住所地から行事開催場所まで、最も経済的かつ合理的経路を利用した際に支出する額を補助します。
例えば、名古屋駅近隣で開催する服部奨学金授与式に関東から新幹線を利用して参加する場合、
自宅から新幹線チケットが利用できる駅までの公共交通機関利用料金+名古屋駅までの学生割引を利用した新幹線自由席の運賃の往復を補助します。
ただし、その中に通学定期利用区間がある場合はその分を差し引きます。
詳細は服部財団の規程に則り算出します。
今年の秋に留学する予定です。その間も奨学金はいただけるのでしょうか?
指定大学に在学したまま留学する場合は給付の対象となります。所属する大学の規則によりますが、原則、休学や退学した場合は服部奨学金は給付しません。
服部奨学金は他からの奨学金を月額10万円までしか認めておりませんので、留学中に該当する金額の他の奨学金を受ける場合は給付を停止します。
服部奨学生の中には留学する学生が毎年10名以上いますがそれぞれの条件により対応が異なりますので、留学時の服部奨学金受給に関しては詳細とともにお問い合わせください。
応募の手引きに最終面接選考は日本語で30分実施するとありました。日本語能力はどれくらいあればいいですか?
面接選考は日本語のみで実施します。そのため日本語能力検定(JLPT)「N2」以上に相当する日本語能力が必要です。
募集要項にある面接選考の日程の中に都合により参加できない日があります。都合の悪い日以外であれば参加できるのですが、事前にお伝えすれば調整いただけるのでしょうか?
面接日時は、応募者の中から面接選考対象者が決まった時点で総合的に勘案し決定します。従って応募者の都合による日時の変更は承ることができません。
面接選考の日程に海外研修中の日が含まれています。その日以外であれば面接に参加できるのですが、こちらから面接日の指定はできますか?応募者から面接日時の指定が出来ない場合はオンラインで面接を実施いただければ参加できるのですが、対面ではなくオンラインの面接はしていただけますか?
応募の手引きに、「募集要項に示した日程の中から指定する日時に、当財団会議室にて1名の応募者に対し複数名の選考委員が質問する個人面接を対面で30分間、日本語で実施します。」 とあるとおり面接選考日時は当財団が指定します。
また、応募の手引きにあるとおり、いかなる場合もオンラインでの面接選考は行いません。
教職員等に依頼する推薦書は、手書きではなくPC等を利用しpdfファイルにテキストを電子入力したものでも受理してもらえますか?
推薦書のpdfファイルにpdf編集ソフト等を利用してテキストを電子入力したものも手書きの推薦書同様受け付けます。 ただし、推薦者署名欄は推薦者が自署したもののみ受け付けます。推薦者に推薦を依頼する際にはご確認の上ご依頼ください。
自己推薦書は1枚に収まらない場合は2枚以上で作成していいですか?
自己推薦書は1枚の限られた範囲内で作成されたものを受け付けます。応募フォームの作文の内容とは重複しないよう創意工夫して作成してください。